トマト日和

夫婦で農業をするべく岐阜県飛騨市の山奥に引越し、日々トマトと格闘しています。

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土作り

今年もあと2ヶ月になりました。

まだ樹にはわずかばかりの実がなっていますが、来年の準備も始めました。


まずは土作り。


トマト栽培には、土を使わない水耕栽培というやり方もあり、

完全にシステム化し、水温や肥料の濃度を一定に保ちたくさんの酸素を根に与えることで、

根が縦横無尽に伸び収穫量も多くなるという利点もありますが、

植物というのは、やはり土と水と太陽の光で育ったものの方が

何となく健康的で美味しく感じます。


その中でも土は本当に重要。

トマトの樹の一生(?)における8割は苗の生育状態で決まると言われていて、

定植前のポット苗の時点で根の張り具合が悪いと、収穫量に大きく影響が出てきてしまうのです。

土作りには、元になる土に、牛ふんや樹木や落ち葉から出来る堆肥を混ぜて

春まで熟成させて使います。


今回、元土には山の土を使いました。ちょうど近くでトンネル工事が行われていて、

責任者の方にお願いして、掘削時に出る土をトラックで運んでもらいました。

山土は人や他の農作物からの菌を保有している可能性が低いからいいよ、と

ベテランさんから教えてもらいました。


堆肥に関しては樹木から出来た堆肥を使うことにしました。

牛ふんから出来た堆肥は、その牛が何を食べたのかまでは分からず、

本当に安全なものなのか不安が残るので。

そして堆肥は「夏野土木工業株式会社」さんから購入しました。

実際に立山町の会社を訪問し、施設を見学して堆肥が出来るまでの説明を受けました。

本業は土木業なのですが、伐採時に出た樹木のリサイクルの一環として堆肥を作っているようです。

ここの堆肥、カブトムシの幼虫が住んでいるくらい安全なのです。


そしてここの堆肥に決めた要因として、この堆肥の「C/N 比」です。

「C/N 比」とは有機物に含まれる成分中の、炭素とチッソの割合のこと。

農作物にとっていい土とは、微生物がたくさん働いている土。

そして土にいる微生物は土の有機物をエサにして増えるのですが、

微生物自体の「C/N 比」はおよそ15~25。(参考文献「有機物の基礎と実際」)

微生物がより良く働くためには、土中の有機物のC/N 比が

これより多くても少なくてもよい土は出来ません。

有機物であれば何でもいいということでもないんです。


夏野土木工業さんの樹木堆肥のC/N 比は19.5!バッチリ!


ということで、


立山からトラックで運んでもらい、

堆肥  堆肥




土作り開始!


山土を広げ、その上に堆肥を広げます。

山土 山土&堆肥 山土&堆肥



そして全体が混ざるように、根気よく何度も何度もかき混ぜます。

R0011196_convert_20111101233348.jpg R0011197_convert_20111101233634.jpg R0011198_convert_20111101234104.jpg




細かな栄養素を知るために、少しだけ混ぜた土を土壌診断に出しました。

結果も来て、栄養分の過不足なども把握できたし・・・

R0011209_convert_20111101234411.jpg



必要な肥料を準備して春に備えます!

健康な作物は健康な土から!



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